捨て子線

捨て子線とは

読み方:すてごせん
英語表記:abandoned line

捨て子線とは、陰線の翌日に下放れして十字線が出現し、その翌日に上放れして陽線が出現した状態のことである。また、陽線の翌日に上放れして十字線が出現し、その翌日に下放れして陰線が出現した状態も同様に捨て子線という。捨て子線は、トレンドの転換期を知る手掛かりの1つとして知られている。

下降相場における捨て子線の出現

下降相場において捨て子線が出現した時は、十字線の出現したところが底値となって、下降トレンドから上昇トレンドへ転換する。

下降相場における捨て子線のローソク足
下降相場における捨て子線

1日目に陰線が出現して、2日目には下放れの十字線が出現する。3日目に上放れの陽線が出現すると捨て子線の形成となる。下降相場で捨て子線が出現した場合は、3日目の陽線を確認した所が買いのエントリーポイント(買いサイン)になる。

上昇相場における捨て子線の出現

上昇相場において捨て子線が出現した時は、十字線の出現したところが天井となって、上昇トレンドから下降トレンドへ転換し下落していく。

上昇相場における捨て子線のローソク足例
上昇相場における捨て子線

1日目に陽線が出現して、2日目には上放れの十字線が出現する。3日目に下放れの陰線が出現すると捨て子線の形成となる。上昇相場で捨て子線が出現した場合は、3日目の陰線を確認した所が売りのエントリーポイント(売りサイン)になる。

捨て子線のチャート例

下のチャートは、パナソニックの日足チャートである。

3月中旬から3月下旬まで下降相場が続いている。4月2日に陰線、4月3日に下放れの十字線が出現し、4月4日には上放れの陽線が出現して捨て子線の形成が確認できる。捨て子線の出現により下降トレンドが終了し、上昇トレンドへ転換していることがわかる。

捨て子線の出現した銘柄(パナソニック)のチャート
捨て子線のチャート例