金融債

金融機関がそれぞれの根拠法に基づいて発行する債券。長期信用銀行法に基づいて新生銀行、あおぞら銀行、及び金融機関の合併及び転換に関する法律に基づいてみずほ銀行が発行する債券、及び農林中央金庫、商工組合中央金庫及び信用中央金庫が発行する債券とあわせて金融債と総称している。

また、これら金融債は、特別法で発行を認められた金融機関の債券であるため、信用力は高い。このため、金融債については事業債と異なり、発行を円滑にするため以下のような特別の規定が設けられている。

  • 資本及び準備金の合計金額の30倍(長期信用銀行法8条)あるいは10倍(外国為替銀行法第9条の2)に相当する金額を限度として債券を発行することができる。
  • 商法第 298条(社債再発行の制限)の適用がなく、先に募集した債券が全額払込完了していなくても、新たに債券を募集することができる(長期信用銀行法第10条等)。
  • 証取法上の募集又は売り出しに関する届出を免除されており、発行にあたっては、それぞれの根拠法に基づいて、その都度発行予定額や発行条件等を主務大臣に届け出ればよい(長期信用銀行法第10条等)。

出典:一般財団法人地方債協会