国債利回り

国債の発行条件は、「国債ニ関スル法律」「国債規則」「国債の発行等に関する省令」等にもとづいて、発行の都度定められ告示することとされている。しかし実際には、国債の種類により発行条件の決定方法に若干の差異がみられる。中期割引国債の場合には、あらかじめ当局からの打診を受けて引受シンジケート団内部で検討を行った後、国債発行世話人会で決定するという形をとっているが、超長期国債や中期利付国債については、公募入札方式とされているため、発行条件はその都度異なる。また、短期国債については、定率公募方式とされており、事前に割引率が定められ公募発行されている。

長期国債は、平成2年10月より発行額の60%部分をシンジケート団メンバーにより価格競争入札を行い、残る40%部分については、価格競争入札の平均落札価格にて、固定シェアに応じて配分する方式がとられており、このことにより発行条件に市場実勢が反映するようになった。

中期割引国債については、5年物の利付金融債の金利等を参考として、それより若干低めのレートが設定されている。

出典:一般財団法人地方債協会