9425 日本テレホン(2018/07/08)

日本テレホン(9425)の相場を分析する。2018年7月8日。

日本テレホンの業績を読む

日本テレホンは、東京や大阪などでケータイショップを展開している企業である。

スマートフォン市場は、依然として需要は高いものの、伸び率は鈍化の傾向にある。競合ショップがひしめく中、生き残れるかどうかヤマ場を迎えているのが日本テレホンである。

日本テレホンの決算を見ると、経常利益△68(前期△62)、当期純利益△103(前期△77)と惨憺たるたる数値である。しかし、四半期ごとの営業利益は

1Q:△49
2Q:△31
3Q:+2
4Q:+19

と、第3Qから黒字へ転換している。(単位:百万円)

これは、不採算事業の撤退や事業組み換え、コスト見直しなどのリバランスが功を奏した結果であるといえよう。

営業利益がこのままプラスで推移すれば財務状況も改善するだろうし、株価にもよい影響を及ぼすことが予想できる。

1点だけ注意したいのが、2017年の有価証券報告書に記載されている「継続企業の前提に関する重要事象等の存在」の一文である。赤字続きの企業にはこの文言が記載されるルールとなっている。これはサッカーでいうところのイエローカードである。退場(上場廃止)一歩手前なのである。これが、「継続企業の前提に重大な疑義あり」になってしまうとレッドカードの退場となってしまう。2018年7月下旬に発表される有価証券報告書に注目したい。

日本テレホンのチャートを読む

日本テレホンの直近1か月間の株価と出来高を表したものである。

出来高を見ると、7月5日が110,300株、7月6日が53,300株と大商いが続いている。有報で良い数字でも出るのだろうか。それとも投機筋が値動きの軽い銘柄に目を付けて介入してきたのだろうか。そんな憶測すら出る銘柄には、罫線分析は役に立たないのである。


※本稿は、独自の考えに基づいた情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘、売買指示を目的としたものではありません。投資の最終決定は、利用者自身の判断でお願いします。