NT倍率

読み方:エヌティーばいりつ

NT倍率とは

NT倍率とは、「日経平均株価÷TOPIX」の計算式で求められる指数のことである。NT倍率の数値変動を分析することで、今どのような銘柄が上昇しているのか、あるいは下降しているのかを知ることができる。

NT倍率の変動は、採用銘柄や算出法の違いなどから発生する。日経平均株価は、値嵩株(ねがさかぶ)の価格変動に影響されやすいという特徴があり、TOPIXは、時価総額の大きい銘柄の価格変動に影響されやすいという特徴がある。値嵩株の多くは、ハイテク株(ハイテク関連株)である。つまり、NT倍率が上昇するということは、ハイテク株が上昇していることを意味する。

一方、時価総額の大きい銘柄の多くは、内需株(内需関連株)である。NT倍率が下降するということは、内需株が上昇していることを意味する。

NT倍率が上昇するケース

  1. 日経平均株価が上昇してTOPIXが下降した場合
    →値嵩株が上昇して内需株が下降した場合
  2. 日経平均株価、TOPIXの両方が上昇し、上昇率は日経平均株価の方が高い場合
    →値嵩株も内需株も上昇した場合
  3. 日経平均株価、TOPIXの両方が下降し、下降率はTOPIXの方が高い場合
    →値嵩株も内需株も下降した場合

NT倍率が下降するケース

  1. 日経平均株価が下降してTOPIXが上昇した場合
    →値嵩株が下降して内需株が上昇した場合
  2. 日経平均株価、TOPIXの両方が上昇し、上昇率はTOPIXの方が高い場合
    →値嵩株も内需株も上昇した場合
  3. 日経平均株価、TOPIXの両方が下降し、下降率は日経平均株価の方が高い場合
    →値嵩株も内需株も下降した場合

NT倍率の推移

2010年から2018年までの日経平均株価、およびTOPIX、NT倍率を示したものである。

日経平均株価、TOPIXともに上昇していることがわかる。また、NT倍率も11ポイントから13ポイントへと少しずつ上昇していることがわかる。値嵩株も内需株も上昇し、かつ値嵩株の上昇率の高いことがわかる。

NT倍率推移

NT倍率・推移