マネーサプライ

別名:通貨供給量
英語表記:money supply
マネーサプライとは、個人や企業などが保有している通貨(現金や預金)の合計のこと。
マネーサプライの増減は、その国のインフレやデフレといった景気動向に影響を与える。
例えば、マネーサプライが増加すると、個人や企業などの資金が増加し、購買力が上がる。
購買力が上がれば需要が増えて景気が拡大する。
その際、需給バランスが崩れると物価が上昇しインフレを招く。
一方、例えば、マネーサプライが減少すると、個人や企業などの資金が減少し、購買力が下がる。
購買力が下がれば需要が減って景気が縮小する。
その際、需給バランスが崩れると物価が下落しデフレを招く。
そのため、各国の中央銀行は、マネーサプライの動向を注視している。
マネーサプライには、通貨の流動性の度合いや金融機関の対象範囲により、M1、M2+CD、M3+CD、広義流動性といった指標がある。
なお、日本銀行は2008年に、国際的な金融経済の変化や郵政民営化、改正外為法施行などに対応するためマネーサプライの見直しを行っている。
以降は、マネーサプライに代わってマネーストックという言葉が用いられるようになった。