特殊関係

輸入取引における売手と買手とがその行う事業に関し相互に事業の取締役その他の役員となっていること、その他政令で定める売手と買手との間の特殊な関係にあることをいう。
輸入貨物の輸入取引に関し、特殊関係のあることが当該輸入貨物の取引価格に影響を与えていると認められる場合には、課税価格の決定の原則(関税定率法第4条第1項)の規定によって当該輸入貨物の課税価格を決定することはできず、関税定率法第4条の2から第4条の4までの規定するところにより課税価格を決定する。

輸入貨物の輸入取引に関し、特殊関係のあることが当該輸入貨物の取引価格に影響を与えていないと認められる場合には、関税定率法第4条第1項に規定する課税価格の決定の原則により課税価格を決定する。

参照条文:関税定率法第4条第2項第4号かっこ書、同法施行令第1条の8

出所:日本関税協会

関税定率法第4条第2項第4号かっこ書
四 売手と買手との間に特殊関係(一方の者と他方の者とがその行う事業に関し相互に事業の取締役その他の役員となつていることその他政令て定める一方の者と他方の者との間の特殊な関係をいう。以下この号及び第四条の三第一項において同じ。)がある場合において、当該特殊関係のあることが当該輸入貨物の取引価格に影響を与えていると認められること。

関税定率法施行令第1条の8
(特殊関係の範囲)
第一条の八 法第四条第二項第四号(課税価格の決定の原則)に規定する政令で定める一方の者と他方の者との間の特殊な関係は、一方の者と他方の者との関係が次に掲げる場合のいずれかに該当する場合における関係とする。
一 一方の者と他方の者とがその行う事業の法令上認められた共同経営者である場合
二 いずれか一方の者が他方の者の使用者である場合
三 いずれか一方の者が他方の者の事業に係る議決権を伴う社外株式の総数の五パーセント以上の社外株式を直接又は間接に所有し、管理し、又は所持している場合
四 いずれか一方の者が他方の者を直接又は間接に支配している場合(前号に該当する場合を除く。)
五 一方の者と他方の者との事業に係る議決権を伴う社外株式の総数のそれぞれ五パーセント以上の社外株式が同一の第三者によつて直接又は間接に所有され、管理され、又は所持されている場合
六 一方の者と他方の者とが同一の第三者によつて直接又は間接に支配されている場合(前号に該当する場合を除く。)
七 一方の者と他方の者とが共同して同一の第三者を直接又は間接に支配している場合
八 一方の者と他方の者とが親族関係にある場合