庇護申請者のための再統合、移住プログラム(ドイツ)

帰還費用を支払うことのできない庇護申請者、庇護申請書類が却下された人々及び難民に対し、出身国に永続的に戻る帰還方法や受入れ可能な第三国への出国などの望ましい代替案を提供する、ドイツの仕組み。支援を受けるためには、庇護申請を取り下げなければならない。国際移住機関(IOM)が連邦政府および州政府に代わって実施している。
REAG プログラム(庇護申請者のための再統合、移住プログラム)は、具体的には、航空機、鉄道、バスなどで自発的に帰還する人々に対して旅費及び帰国補助金を支給するものである。ただし、帰還者がドイツに移住する目的で再入国した場合には、支給された財政支援金を返還する義務がある。
GRAP プログラム(政府助成本国送還プログラム)は、移民政策上特に重要な国の人々に対して、追加的なスタート援助手当てを支給するものである。現在の支給額は、大人一人当たり200 ユーロから500 ユーロの間にあり、自発的期間者が本国に到着した当初1 ヶ月の間支援を行う。スタート援助手当ては最大で一人当たりの金額の3 倍に相当する額が家族に対して支払われる。
両プログラムは、ボスニア・ヘルツェコビナやコソボかたの難民に関して非常に効果があった とされている。

出典:内閣府経済社会総合研究所