ポイント制(カナダ)

年齢、学歴、語学能力、経済力を点数化して、一定の技能を有する良質の労働力を受け入れるカナダの移民政策。1967年以降、今日まで確立されている。このポイント制で経済移民として移住可能性があるのは75点(100点満点)でも厳しいとされ、難関となっている。カナダでの留学、就労経験のある者にはボーナスポイントが与えられる。ポイントの配分は、学歴25点、語学24点、職歴21点、年齢10点、雇用保障10点、適応性10点である。このポイント制は出身国や人種に関わりなく、一定の技能を有する良質の労働力の受入れに役立ったとされ、カナダは多文化主義のもとに、各人が出身国の文化を維持し、共存していく「モザイク」であるとされている。この中で、従来英国系、フランス系移民を中心としてきたカナダが、アジア系移民の大量受入れに変わったとされ、事実、アジア系の移民の比率が高まっている。

出典:内閣府経済社会総合研究所