ノン・パフォーミング貸付

Non-performing Loans

ノン・パフォーミング貸付とは、(1)利子や元本の支払が90日以上滞っている貸付、(2)90日以上分の利子額が資本化、追加融資または合意により支払が猶予されている貸付、または(3)延滞が90日分未満であるが破産手続き申請がなされるなど返済が全額は行われないと疑うに足る状況にある貸付を指す(一般的には不良債権と呼ばれる)。こうした貸付については、国民経済計算上の記録としては名目価値(残存元本の額面価額)で記録し、債権者部門の期末貸借対照表に参考系列として計上することを推奨している。このため、貸出・借入は、期末貸借対照表本体では、貸出を名目価値で記録し、別途、参考表として、金融機関(民間金融機関、公的金融機関)について、貸出額全体のうちノン・パフォーミング貸付の名目価値とともに、その公正価値を記録している。公正価値は、ノン・パフォーミング貸付の名目価値から毀損額として個別貸倒引当金を控除したものである。

出典:内閣府