保険・年金・定型保証

Insurance, Pension, Standardized Guarantee Scheme

保険・年金・定型保証は、金融機関によって仲介される所得・富の再分配の一形態である保険・年金契約等における制度の参加者の債権を指し、制度の参加者(保険であればその契約者、年金であればその受給権者、定型保証であれば保証対象となるローンの借り手)が保有する資産、仲介を行う金融機関(保険であれば保険会社、年金であれば年金基金、定型保証であれば定型保証機関)の負債として記録される。本項目には、「非生命保険準備金」、「生命保険・年金保険受給権」、「年金受給権」、「年金基金の対年金責任者債権」、「定型保証支払引当金」が含まれる。
このうち、非生命保険準備金は、積立型の損害保険に係る責任準備金(積立金のうち契約者の持分に相当する部分)等が含まれる。また、生命保険・年金保険受給権は、(1)生命保険会社(かんぽ生命や共済保険を含む)の積立型の生命保険に係る責任準備金(積立金のうち契約者の持分に相当する部分)や、(2)生命保険に係る未経過保険料、支払備金のほか、(3)生命保険会社の提供する個人年金商品に係る責任準備金等が含まれる。
年金受給権は、年金基金の加入者が、年金基金から将来年金や一時金として受け取ることのできる権利を差し、企業年金である厚生年金基金や旧適格退職年金、確定給付企業年金(いずれも確定給付型)、確定拠出企業年金のほか、国民年金基金等の私的年金制度(生命保険会社の提供する個人年金商品は除く)や、企業の退職一時金に係る受給者の持分を指す。また、年金基金の対年金責任者債権は、確定給付型の年金において企業などの年金責任者が雇用者に約束した年金受給権の負債総額と、運用される資産総額との差額を指す(いわゆる積立不足に相当)。
定型保証支払引当金は、定型保証機関が供与する小口化・定例化された保証取引において支払が見込まれる保証金額を指す。

出典:内閣府