第二次所得収支

第二次所得収支とは?

英語表記:secondary income

第二次所得収支とは、日本と海外諸国との間の無償援助の収支である。経常収支を構成する収支の1つ。2013年までは経常移転収支と呼ばれていた。

国際機関への拠出や出資、食料品などの援助といった、消費財の援助が第二次所得収支に分類される。日本の支払額が受取額よりも上回れば赤字(マイナス)、受取額が支払額よりも上回れば黒字(プラス)となる。ちなみに、第二次所得収支と資本移転等収支の違いは、第二次所得収支が消費財の援助であるのに対して、資本移転等収支は資本財(機械や建物、道具など)の援助という点である。

第二次所得収支の計算式

経常収支=貿易・サービス収支+第一次所得収支+第二次所得収支

第二次所得収支=経常収支-貿易・サービス収支-第一次所得収支


第二次所得収支 – 国際収支状況

居住者と非居住者との間の対価を伴わない資産の提供に係る収支状況を示す。
官民の無償資金協力、寄付、贈与の受払等を計上する。


出所:国際収支状況(財務省)

日本の国際収支状況

経常収支
(a)+(b)+(c)
(a)貿易・サービス収支 (b)第一次所得収支 (c)第二次所得収支
1996年 74,943 23,174 61,544 -9,775
1997年 115,700 57,680 68,733 -10,713
1998年 149,981 95,299 66,146 -11,463
1999年 129,734 78,650 64,953 -13,869
2000年 140,616 74,298 76,914 -10,596
2001年 104,524 32,120 82,009 -9,604
2002年 136,837 64,690 78,105 -5,958
2003年 161,254 83,553 86,398 -8,697
2004年 196,941 101,961 103,488 -8,509
2005年 187,277 76,930 118,503 -8,157
2006年 203,307 73,460 142,277 -12,429
2007年 249,490 98,253 164,818 -13,581
2008年 148,786 18,899 143,402 -13,515
2009年 135,925 21,249 126,312 -11,635
2010年 193,828 68,571 136,173 -10,917
2011年 104,013 -31,101 146,210 -11,096
2012年 47,640 -80,829 139,914 -11,445
2013年 44,566 -122,521 176,978 -9,892
2014年 39,215 -134,988 194,148 -19,945
2015年 165,194 -28,169 213,032 -19,669
2016年 210,615 43,888 188,183 -21,456
2017年 219,514 42,297 198,374 -21,157

単位:億円
出典:国際収支状況(財務省)